ConfeitoGUI
相関ネットワーク解析ツール
★
解析例1
♦ データセット
Affymetrix社の
ブドウ
のマイクロアレイデータ(データは
こちら
)
縦がプローブ、横が実験
439
実験(リストは
こちら
)
16,436
プローブ(リストは
こちら
)
♦ 目的
果皮で特異的に発現している遺伝子を集めたい。
そのために、果皮の実験群を選び出したい。
まずは、実験間での相関行列を作る。
♦ 準備
ConfeitoGUIの「Correlation Tool」では、縦方向を要素として相関係数を計算するため、縦横を入れ替える。
Rで転置行列を作成する(「vvixgmat.txt」とする)。
♦ 手順
相関行列を作る
「
launch.bat
」をクリックして、ConfeitoGUIを起動する。
「Init Tool」タブの中の「
Correlation Tool
」をクリックして、Correlation Toolウインドウを開く。
「Input File」:ブラウズして選ぶ(「vvixgmat.txt」を選択)。
「Task」:相関係数の種類を選ぶ(「
Cosine
」を選択)。
「Output Folder」:出力するフォルダを選ぶ(「cor」フォルダを作成して選択)。
「Start」ボタンを押して実行する。
解析までの準備をする
「
Preprocessing Tool
」をクリックして、Preprocessing Toolウインドウを開く。
「Correlation Data Folder」:ブラウズして選ぶ(「cor」フォルダを選択)。
「Output File」:ブラウズして選ぶ(「vvicor.flis」と名付けて選択)。
「Start」ボタンを押して実行する(「vvicor.flis」が生成される)。
Preprocessing Toolウインドウを「x」で閉じる。
「Check Tool」をクリックして、Check Toolウインドウを開く。
「Correlation Data File」:ブラウズして選ぶ(「vvicor.flis」を選択)。
「Start」ボタンを押して実行する。
解析する
「Confeito Analysis」タブをクリックする。
「Analysis Menu」を選ぶ(「
FPO
」を選択)。
「Correlation Data File」:ブラウズして選ぶ(「vvicor.flis」を選択)。
「Correlation Data Type」を選ぶ(「Cosine」を選択)。
「Output Folder」:出力するフォルダを選ぶ(
「fpo」フォルダを作成して選択
)。
「Start」ボタンを押して実行する。
解析結果を解釈する
出力フォルダを開く(「fpo」フォルダ)。
「
result.net
」をネットワーク描画ソフトで開く (
Pajek
など)。
ネットワークを描く。
注目要素を含むグループを確認する(果皮の実験はX285〜X292)。
果皮の実験はふたつのグループに分かれてしまっている。
もう少し大きいグループがほしい。
再解析を実行する(注目要素を含むグループを
もう少し大きくしたい場合
)
「Confeito GUI」ウインドウの「Confeito Analysis」タブをクリックする。
「Correlation Data Type」の「
Setting
」ボタンをクリックして、FPOウインドウを表示する。
「Open Advance Setting」をクリックして、詳細設定画面を表示する。
「Min Elements」を5にする(この数字を大きくすると、グループを大きくできる)
。
「Output Folder」:「fpo2」フォルダを作成して選ぶ。
他の設定については変えずに「Start」ボタンを押す。
「fpo2」フォルダに生成された「result.net」をPajekで開き、ネットワークを描く。
注目する果皮の実験グループが大きくひとつに纏まっている。
FNI解析については
こちら
♦ 操作上のヒント
解析準備のためのツールは実行終了後にウインドウの右上端の「x」で消す必要がある。
ネットワークの線を相関係数の閾値に従って太い線と細い線に分けたい場合、 「Correlation Data Type」->「Setting」->「Open Advance Setting」で「Solid Bold (FPO)」の閾値を設定する。
♦ 再解析のヒント
グループを大きくしたい場合は、「Setting」->「Advance Setting」の「Min Elements」を大きくする。
グループを小さくしたい場合は、「Setting」->「Advance Setting」の「Max Elements」を小さくする。
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